高収入が得られる治験のアルバイト

新しい薬が一般に売る出されるなり病院で使用されるなりするためには、国の認可が必要で、その認可を得るためには、治験という行程を踏む必要があります。

動物実験などを重ね、その効果とともに何より大切な安全性を確認してきた新薬を、広く病院などで患者さんに使用する前に、人間でもう一度確認を行う、それが治験です。

この治験に必要とされるのが、まず特別な疾患を持たない健康な人です。

新しい薬が国の認可を受けるためには、まず健康な人に服用してもらい、その効果や影響、どのように吸収されどのように排泄されるかなどのデータが集められます。

それから少数の患者やに試され、さらには多くの患者に試験されて、それらのデータをまとめて申請し、認められたものだけが新薬として採用されるのです。

この治験は拘束時間中もこれといって何もしなくてよく、高収入が得られる割の良いアルバイトとして知られていて、医大生などに人気です。

いくら高収入でもリスクがあるように感じられ、一般の学生は敬遠しがちですが、医大生はその安全性が多少なりとも理解でき、何よりその必要性も解っているので参加する学生が多いのだそうです。

広島の私立病院の長男で、東京の医大に通っていた友人も良く治験のアルバイトをしていました。

彼は、広島の両親から十分すぎるほどの仕送りを貰っていたはずだったので、その必要性を考え参加していたのでしょう。